コロハラとは?その意味やコロハラ被害の実態と対策!

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最近「コロハラ」が急増していると話題になっていますが、「コロハラ」とは?と思ってる人も多いと思います。

ここでは「コロハラ」とは何か、その意味やコロハラ被害の実態、対策法について、ご紹介します!

コロハラとは?その意味

「コロハラ」とは「新型コロナウイルスに起因するハラスメント」を意味しています。「コロナハラスメント」を略して「コロハラ」と呼ばれています。

コロナウイルスが初めに報道されたのが2019年12月31日です。もう2か月以上も経ち、収束するどころか被害は拡大する一方です。

そんな状況に世間の人は疲れ、イライラしています。そして、コロナウイルスに対して過敏に反応し、ハラスメントをする人が急増しているようです。

コロハラ被害の実態!

コロハラは職場だけでなく、近所や交通機関でも被害がでているようです。どんなコロハラが行われているのか、その実態をご紹介します!

喘息を患い、職場で咳が出てしまった。マスクはしていたし、上司も喘息であることは知っていた。しかし、上司から「周囲を不安にさせたから謝罪するように」と迫られている。

感染者が確認された町から通勤しているというだけで、「あいつも(新型)コロナかもしれない」と周囲から距離を置かれた。

花粉症でくしゃみをしただけで、「お前、(新型)コロナだろ。会社に来るな」と同僚に言われた。

 

こちらはニュースに取り上げられていた、電車内でのコロハラです。

コロハラ

大げんかとありますが、その発端はコロハラにあります。

年配の男性が隣に座っていたマスクをしている女性が咳をしたことに腹を立て「コロナなら隣の車両に移動しろ!」と怒鳴ったのです。完全なコロハラですね。それに対して、近くにいた男性が「電車の中でうるさい」と注意したところ、年配の男性が逆上して大げんかに発展したということです。

ほんとに聞いてるだけで、嫌な気持ちになってしまいましたが、過敏に反応し過ぎですよね。みんな我慢しているのは一緒なのに、こんなことがあると外に出るのが怖くなりますね。

コロハラの対策は?

コロハラの対策法はあるのでしょうか。外に出る時はマスクをするのは常識ですが、風邪を引いていない時でも咳は出ます。1回咳をしただけで、コロハラされるなんて異常ですよね。

職場でひどいコロハラ被害にあった場合は、「労働基準監督署等に相談する」という方法もあるようですが、そこまでする人はほとんどいないのではないでしょうか。実際には、コロハラ被害者は我慢することがほとんどのようです。

 

注意しないといけないのが、自分も知らず知らずのうちに「コロハラをする側」になっている可能性も十分にあるということです。

「自分はそんなことをしない」と言い切ってしまうのではなく、常に冷静に自分を見つめ、「自分は感染したくない」よりも先に「周囲の人々に感染させないようにしよう」と心がける必要があるのではないでしょうか。

X JAPANのYOSHIKIさんが、すばらしいメッセージを発信しています。

「戦っているのは、対人じゃ無くて、対ウイルス。今からでも、自分も含めて、冷静な判断のもとにそれぞれができることをしよう」

世間のみんながこの気持ちを持っていれば、コロハラはなくなるのではないでしょうか。